ひめゆり平和祈念資料館見学及び講演会 |
昨年参加された方は全員、宮城さんの話に聞き入り、平和の大切さや戦争の悲惨さが心にしみたことではないだろうか。ここに言葉という記号で書くことすらむなしさを感じるほどのお話しを更に、当時の資料や現地を見学しながらお話しを伺う。 |
|
データセンターと環境について |
様々な場面でICT関連産業と関係が深くなるデータセンタ。24時間365日稼働が必須だがそれらを支える技術はどういうものなのか。また、増える情報漏洩問題は企業統治の流れと共鳴してますます深刻になっている。特に中小企業における情報漏洩等のガバナンスは費用面でも難しい。そこで、このところシンクライアントが再考されている。シンクライアントは高いというイメージから安全で安いという現実に変わればテレワークやテレコミューティングへと繋がる。
また、ようやく国際的な問題として動き始めた地球温暖化問題。今やICTの世界でも無視しては通れない。また、データセンタ内での消費電力も問題となっている。
インターネット関連産業で、どのような省エネ策があり省エネはどこまで可能なのかを考える。 |
|
変化し続ける情報セキュリティ上の脅威への対応 |
追いつけていますか?2007年収集されたソフトウェアの脆弱性情報数は8000件
情報セキュリテに関する脅威が変質・多様化し、脆弱なPCやネットワークのリソースを狙う手当たりしだいの攻撃から、カスタマイズされた攻撃手法による標的型の攻撃まで、国内外から攻撃がくる状況で、脆弱性情報を含む情報セキュリティに関する脅威情報、注意喚起や早期警戒情報等の情報を適切に収集し、脆弱性をつぶす対策を効率よく実施することは、事業継続において不可欠です。
JPCERT/CCと米国CERT/CCでは、脆弱性情報の国際調整機関としてつちかった、これまでのノウハウを全て集約して、脆弱性情報に対応する担当者を支援するツール
"KENGINE"ツールを開発しました。今回のセッションでは、情報セキュリティの脅威の傾向と、脆弱性マネジメントツールであるKENGINEの概要について解説
します。 |
|
Telecom-ISAC Japanの御紹介 |
1)組織紹介
Telecom-ISAC
Japanは2002年7月に任意団体として発足した後、2005年5月に財団法人日本データ通信協会に編入し、現在は大手ISPを中心に会員18社で活動しています。
今回は、組織構成・活動一覧、および、2つの活動をご紹介します。
講師:日本データ通信協会テレコム・アイザック部 若狭 賢氏
2)サイバークリーンセンターのご紹介
サイバークリーンセンターは、インターネットにおける脅威となっているボットの特徴を解析するとともに、ユーザのコンピュータからボットを駆除するために必要な情報をユーザに提供する活動を行っています。
また、ISPの協力によって、ボットに感染しているユーザに対し、ボットの駆除や再感染防止を促すプロジェクトの中核を担っています。
講師:CCC-WGメンバー NTTコミュニケーションズ 田中 昭文氏
3)トレースバック研究のご紹介
情報通信機構の研究案件として平成17年度にスタートした、インターネット上の様々な攻撃の発信源を探査するPJTです。
最新の研究成果をお伝えし、ISP環境での実験案をご紹介します。
講師:
A:大規模Simulation
奈良先端科学技術大学院大学准教授 櫨山 寛章氏
B:ISP実験
TB-WG主査 NEC 木村 道弘氏
|
|
gooホームPROJECT |
ポータルサイト「goo」では、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「gooホーム」にユーザが参加するだけで、沖縄の海にサンゴを植える取り組み「gooホームPROJECT」を行っています。
「gooホーム」に登録したユーザが、特設サイト上で30人集まるごとに、沖縄北谷の海にサンゴを1株植えています。
日本が世界に誇る自然の財産である沖縄のサンゴ礁の保護を通じて、より多くのユーザがサンゴをはじめとした地球環境に対する興味をもち、環境保護活動に参加できる機会を提供する本取り組みについて、ご紹介させていただきます。 |
|
ワークライフバランスと地域活性化 |
ワークライフバランスという言葉が最近聞かれるようになったが、どれほどの人が意識して働いているのだろうか。また自分の目指すライフスタイルを実現するために障壁となっていることは何なのか。そして、これらが実現することで地方は活性化するのか?
例えば、都会での生活は繁忙すぎるために地方へU・Iターンする。所得は下がるが、そこでの生活環境はいい。しかし実生活ではなかなか自分の時間が取れない。家で仕事が出来ればもう少し融通はきくが、情報漏洩が怖くて会社は自宅勤務を許可できない。対応策はあるのか・・・
あと少し、何かが変われば実現できることもあるのではないか。ここでは社会生活での実情を精神面や制度面などから話し合い、「あと一歩」が何なのかを討議する予定。 |
|
インターネット安全教室 |
経済産業省/JNSAによる一般市民対象の情報セキュリティ普及セミナー「インターネット安全教室」を行う。
http://www.jnsa.org/caravan/2008/0712ginowan.html |
|
ECサイトの包括的セキュリティ向上策と迷惑メールの対策 |
インターネット通信販売に関する法改正に伴って返品条件が厳しくなる。また、これに限らず一般的なECサイトの脆弱性はよく指摘されているにも関わらずあまり改善されない。改善されない理由がどこにあるのか。また、最近の迷惑メール検知技術は良くなっているものの誤検知も多く、届いてほしいメールが届かないなどの問題が見受けられる。メールサーバのホワイトリスト化など、今までとは異なるアプローチを考える。
ここでは、これらの課題に対処するための方策をいくつか紹介し実現可能な技術とそのスキームを検証する。 |
|
インターネット上の有害情報に対する事業者等と国の関わり方の検証 |
今国会で成立見込みの有害情報に関する法律。国が有害情報を規定しようしたことの意味はどこにあるのか。憲法にある「表現の自由」「知る権利」「通信の秘密」「検閲の禁止」を本当に侵すことはないのか。そして、本当にフィルタリングで、「有害」とされる情報は遮断できるのか。そしてその先は・・・
そのとき親は何をするべきなのか、また事業者として出来ることは何なのか。
あまりにも急速に発達し普及したインターネットは、これまで実体のある「有害なもの」をも飲み込み、一般的な人々の理解を飛び越えて進展し続けている。それ故、過度な反応が起こり「技術が悪い」という議論まで生み出している。
フィルタリングとそれに関連する諸課題とリテラシー向上策及び国の有害情報に対する関わり方について検証していく。
青少年と保護者、そして事業者は。 |