東日本大震災に関連し、インターネット利用者の皆様へのお願い
2011年4月06日(水)
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2011年4月6日
東日本大震災に関連し、インターネット利用者の皆様へのお願い
~ネットの「デマ」について,気をつけたいこと~
社団法人日本インターネットプロバイダー協会
東日本大震災に関連して、インターネット上に様々な情報が流通しています。
ただ、「間違った情報」「転送・拡散される中で内容が変わってしまった情報」「古くなってしまった情報」などが混ざっているのも残念ながら事実です。
「知り合いのため」「誰かのため」に良かれと思って転送したメールや、掲示板やSNS、ツイッターなどで書いた情報が拡散し、結果としていつのまにか「デマ」を広めることになり、社会をいたずらに混乱させ、かつネットワークにも不要な負荷をかけることになりかねません。つきましては、次のようなことに気をつけながら、落ち着いて行動してください。
- 情報を受け取ったら、それが確かなものなのか、よく考えましょう。
- 情報の出所がわからなかったり、不確かなこともあります。例えば、「市役所によれば・・・」という情報であるなら、その市役所のwebページを見に行くなど、情報の裏付けを取るようにしましょう。
- 情報の中には、転送や拡散が続くうちに、内容が変わったり、古くなっているものもあります。いつの情報か確認するようにしましょう。
- メールの転送、書き込みの「拡散」には、十分気をつけましょう。
- メールの不用意な転送は、途中で情報の出所がわからなくなってしまったり、内容が変わってしまうなど、受け取った人に迷惑をかけてしまうことが多々あります。「みんなに転送してください」というチェーンメールは、「誰かのため」と思っても、転送しないほうがいいのです。
- 掲示板やツイッターの「拡散」「リツイート」も、チェーンメールと同じように「デマ」の原因になってしまうことがあります。報道や行政機関などの情報源を確かめるなど、十分注意しましょう。
- ツイッターで注意したいこと
- ツイッターにも東日本大震災に関連する情報が多くツイートされています。ツイッターを使う場合は、次のことに注意してください。
- ツイッターでは、「リツイート」で、同じ情報を多数の人に広めることができます。その際、「非公式リツイート」(自分で「RT」をつけてツイートする方法) よりも、「公式リツイート」(リツイートボタンを使う方法)を使うようにしましょう。
- 公式リツイートでは、最初のツイートが改変されないことと、最初にツイートした人が削除した場合はリツイートも削除されるようになっています。
- 行政機関や有名人のアカウントには、成りすましでないことを確認した「公式アカウント」もありますので、これも参考にすることができます。
ご参考
総務省 重要なお知らせ 「チェーンメールを受け取った際は、転送は止めてください!」
http://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu01_000096.html
(財)日本データ通信協会迷惑メール相談センターでは東日本大震災に関連したチェーンメールについて注意喚起をしております。
http://www.dekyo.or.jp/soudan/
twitter公式ブログ「東北地方太平洋沖地震に関して」
http://blog.twitter.jp/2011/03/blog-post_12.html