遠隔操作(リモート)によるプロバイダー変更勧誘トラブルにご注意ください
一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会
遠隔操作(リモート)によるプロバイダー変更勧誘トラブルにご注意ください
一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会(以下、JAIPA)において、最近「大手電話会社の関連事業者からの電話と思い、インターネットサービスプロバイダー(以下、プロバイダー)契約内容(料金コース等)変更の手続きを遠隔操作でしてもらったが、無関係の事業者で、プロバイダー自体が変更されてしまった」と言ったご相談が、多数寄せられています。プロバイダーの変更により、これまで利用していたメールアドレスが使用できなくなったり、解約を申し出た際、高額の違約金を請求されるといったトラブルのご申告をいただいています。
インターネットに接続するためには、一般的に回線事業者(光回線等)との契約と、プロバイダーとの契約の2つを結ぶことが多く、トラブルを起こしている事業者は、プロバイダーの変更を電話で勧誘し、遠隔操作で接続切り替え作業を事業者自身で行います。
JAIPAでは、このような遠隔操作によるプロバイダー変更勧誘を認めておりませんので、もし以下のような勧誘がありましたら、十分ご注意いただきますようお願いします。
- 安い料金に変更するには、リモートで設定する必要があるため、お客様のPCを立ち上げてほしい。
- 立ち上げたPCから、指定された遠隔操作のためのソフトをダウンロードしてほしい。
- 現在のプロバイダー契約のIDとパスワードを教えてほしい。
なお、本件については、独立行政法人国民生活センターでも報道発表されていますので、合わせてご確認いただきますようお願いします。
独立行政法人国民生活センター
「相談激増!遠隔操作によるプロバイダ変更勧誘トラブルにご注意」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20140918_1.html
以上
<本件問い合わせ先>
一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会
メールアドレス:info@jaipa.or.jp ※@マークを半角にしてください。